あなたも大海原を舞台に、漁師という新たなキャリアを歩み始めませんか。西ノ島町で漁師になろう!

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職場情報 Workplace

概要

西ノ島町の基幹産業は漁業。町と漁協、まき網船3社4船団などで構成する西ノ島町漁業就業者確保対策委員会では漁業に従事していただく方を募集しています。

この事業で、現在高校新卒者から59歳までの49名の方が各船団に採用され、家族を含めると129名の方々が西ノ島で新しい生活を送っています。平均年齢は34歳、人生経験豊富な方から初めて仕事に就く方まで、様々な人が海で頑張っています。

まき網船

まき網船団の漁の1日

まき網船団とは?
まき網漁の舞台は、夜の海原。日没になると船団(網船、運搬船、灯船)を組んで漁場へと舵を取ります。まき網漁は網で魚を巻き捕る漁法。主にイワシ、アジ、サバなどの回遊魚が対象です。1つの船団は、網船(漁の際に中核的な役割を果たす)、灯船(探索・集魚が主な役割)、運搬船(獲れた魚の運搬)で構成されます。
●網船(あみぶね)・・・ 本船とも呼ばれ、漁の際に中核的な役割を果たします。
●運搬船(うんぱんせん)・・・ 獲れた魚を集め、水揚げ港に運搬します。
●灯船(ひぶね)・・・ 探索、集魚が主な役割で、機動性に富んでいます。


日没の時間にあわせて、冬場だと17時くらい、夏場だと19時くらいに船に乗り、まき網漁に出漁します。

漁はまず魚を探すことから始まります。灯船がその機動力を活かし、広範囲に魚群を探します。網船や運搬船にも魚群探知機など機材はありますが、灯船はそのスピードを活かし、魚群を探す中心的な役割を果たしています。

魚群を見つけた灯船は、魚をおびき寄せるために集魚灯(しゅうぎょとう)を点灯します。比較的水面に近いところにいるイワシなどを狙うときには集魚灯を船上で、サバなどの中層を泳ぐ魚を狙うときには集魚灯を水深100m前後まで沈めます。魚群探知機などの画面に映し出される魚群の密度や泳層などの情報から、経験豊かな漁師達は魚の姿を見ることなしにその魚種を特定できるのです。

灯船が魚をおびき寄せるために集魚灯を点灯
灯船が魚をおびき寄せるために集魚灯を点灯


灯船を中心に、その周囲をぐるりと取り囲むように網船が網をおろしていきます。その直径は約100m。囲い込みが終わると、網の底のワイヤーを絞ると魚は網でできた袋の中に。網を上げるのは主に機械の仕事。ネットローラー等を操作して、網を巻き上げます。身体を使うのは網をさばいて、甲板上にまとめていく作業くらいでしょうか。

網が小さくなってくると運搬船が網に近づき、大きなタモを使って、魚を船倉に積み込みます。水揚げは多い日で300トンくらい。灯船、網船は先に帰り、運搬船は水揚げのため鳥取県の境港までひた走ります。

操業中(網船)
操業中(網船)

1日の操業例

午後7時:出港。
午後9時:漁場到着。集魚開始。
午前0時:1回目投網。
午前2時:1回目投網終了。
午前4時:2回目投網。
午前6時:2回目投網終了。
午前7時:帰港。
※本船・灯船、母港へ帰港開始。運搬船、積荷を持って境港へ。

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