あなたも大海原を舞台に、漁師という新たなキャリアを歩み始めませんか。西ノ島町で漁師になろう!

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生活環境 Living environment

西ノ島町について

西ノ島町の所在地
西ノ島は島根県 隠岐(おき)郡に属する4つの有人島のひとつで、1つの島で1つの町・西ノ島町を形成しています。位置はこちらの地図サイトを参照ください。

気候
すごく寒いと思われがちですが、海洋性の気候で意外と温暖です。冬は北西の風が強く、時化る日が多いですが、雪はひと冬に2~3回、20㎝程度しか積もりません。

住まい
西ノ島町には民間のアパートはありません。住むとしたら公営住宅か空き家となりますが、タイミングによって、すぐに入居できたり数か月待ちの場合もありますので、まずは住居を確保することが必要です。
体験用のモデルハウスが2棟あり、そこで、離島の暮らしを実際に体験してからここに住むかどうか決めることもできます。
西ノ島町
仕事
西ノ島町では、漁業(まき網漁業、貝の養殖など)・畜産(肉用和牛の繁殖)・観光が主な産業です。職場としては、漁業・医療・介護職員が常に不足しており従業員を年に数回募集しています。畜産は、この島独特の広大な公共牧野を利用して低コストでの経営が可能です。初期投資はかかりますが、徐々に頭数を増やしていけば生活に十分な収入が得られます。
他の職業については、建設業や配送業、一般企業の事務関係がありますが募集は多くありません。


医療
病院は、島前地域の中核病院としての隠岐島前病院(入院44床)や浦郷診療所があります。ただし、産婦人科や眼科など常勤医師がいない診療科もあり、出産や難しい医療は本土の病院まで行かなければなりません。このため、町では次のような支援制度を設けています。

出産準備金制度
妊娠したら、出産する際の費用(旅費・宿泊費)10万円が支給されます。
町外通院費用助成金制度
子どもや障がい者が町外の医療機関で受診が必要な場合、交通費と宿泊費の半額を助成しています。
子育て支援医療費助成金制度
中学校を卒業するまでは、医療費は無料です。(償還払い)

保育所
町営と民間の2つ保育園があり、いつでも入所可能です。定員オーバーで待機することはほとんどありません。
保育料は収入によって異なりますが、転入後の1年間は半額です。


学校
小学校が1校、中学校が1校で、高校はありません。平成28年4月には新校舎が完成して小・中学校が併設となります。隣の島(海士町(あまちょう))に通学できる隠岐島前高等学校がありますが、生徒の約半数は本土や島後の高校で寮や下宿生活をしています。


本土との交通
島前(どうぜん)三島(西ノ島、中ノ島と島後(どうご)の交通、及び島前三島と本土の交通には、隠岐汽船(株)による定期船が運航しています。


島間及び島内の交通
島前三島間の交通は隠岐観光(株)による内航船(フェリーどうぜん・いそかぜⅡ)が運航しています。
また、町営バスも運行しています。時間は西ノ島町ホームページをご覧ください。


自動車は必須
都会だったら、交通機関が充実していて、マイカーの必要性はあまりありませんが、隠岐では公共の陸上交通は定期バスのみで、1日に9便(地区によっては1日3便)しかありません。通勤、買い物、余暇を過ごすことを考えたら、マイカーは絶対に必要です。ただし、潮風に当たり錆びるのが早いのでこまめな洗車が必要です。また、移動距離が短いので4人以下の家族なら軽自動車がお勧めです。

本土と離島の違い(離島のメリット)
離島で登録した車の「自賠責保険料」は、本土の1/3
仮に本土の住所で登録した自動車の「自賠責保険料」が2万円だとすると、離島では7~8千円程度で済みます。
車庫証明
普通車は必要ですが、軽自動車は必要ありません。
※上記のメリットを受けるためには、住民登録を隠岐へ移した後に、自動車の登録をしなければなりません。
自動車の購入
隠岐は物価が高いので、松江まで買いに行く人が多いです。


その他
隠岐は物価が高い!!
こちらで生活を始めると、本土とは全然違う物価の高さに驚くことと思います。
衣食住に関連して色々と必要なものが出てくると思いますが、インターネットで安く買うこともできますね。
通販カタログなどを利用するのも1つの手かな??
携帯電話
NTTドコモとauは良好ですが、ソフトバンクは現在整備中です。
区費(自治会費)
西ノ島町内には15の集落があります。どの集落に住むことになっても、必ずその集落の区費(自治会費)を納めていただかなければなりません。区費は集落によって金額が違います。こちらへ来られたら、挨拶を兼ねて区長さんをお訪ねください。



主な観光スポット

西ノ島に来られたら、必ず訪れていただきたい場所。隠岐を代表する世界一級の景勝地です。

■摩天崖(まてんがい)
摩天崖
何十万年もの間、日本海の逆巻く風浪に削り取られてきた比類なきスケールの大断崖。標高は257mにも及び、海蝕崖(かいしょくがい)では日本有数の高さを誇ります。崖面には繰り返し流れて積み重なった溶岩の作るしま模様が見えます。
■通天橋(つうてんきょう)
通天橋
海に大きくせり出した巨大な岩の架け橋。岩石の中央部が海蝕作用によってえぐりあけられたもので、大自然が創り出した造形の妙を見ることができます。約7kmにわたって粗面(そめん)玄武岩の海蝕崖や海蝕洞(かいしょくどう)が続き、国立公園に指定されている隠岐最大の景勝地、国賀(くにが)海岸にある代表的な奇岩(きがん)です。

【補足】
摩天崖から通天橋までは、遊歩100選に選定される遊歩道があります。
毎年6月に行われるウォーキング大会では、とても人気のあるコースです。


■明暗の岩窟(あけくれのいわや)
明暗の岩窟
明暗の岩窟
延長250mに及ぶ、自然が造り出した天然のトンネル(洞窟)です。狭い暗黒の世界を無事通り抜けると、そこにはコバルトブルーの海が迎えてくれます。波と凪の具合で三回に一回位しか通り抜けられないと言われ、幸運にも通り抜けられると、強運で、金運・長寿に恵まれ、幸せになるとも言われています。
イタリア・カプリ島にある〝青の洞窟〟に勝るとも劣らない洞窟といわれています。


■観音岩(ローソク岩)
観音岩(ローソク岩)
「国賀海岸 観音岩」にかかる夕陽
国賀海岸の奇岩の中でもひときわ細長く(海抜約40m)そびえ立っています。
海上からは、百済観音の姿にも見えることから「観音岩」とも呼ばれています。
西ノ島町の陸上からは、日が沈むころに、火が灯ったろうそくに見えることから「ローソク岩」とも呼ばれています。
右の写真は「日本の夕日百選」に認定された「国賀海岸 観音岩」にかかる夕陽です。

【補足】
観音岩がローソクのように見える時期は、年に2期間「春と秋」です。
①4月20日(18:30~)から6月上旬(19:10~)の期間
②8月お盆ごろ(18:40~)から10月上旬(17:30~)の期間
場所は国賀海岸駐車場(ロータリー)辺りを中心として国賀浜、通天橋遊歩道で場所を移動して見ることが出来ます。


■赤尾展望所(あかおてんぼうじょ)
赤尾展望所
隠岐を代表する世界一級の景勝地、国賀海岸を一望することができます。


■国賀海岸(くにがかいがん)
国賀海岸
国賀海岸
西ノ島町の西海岸一帯は、約7kmにわたって粗面玄武岩の海蝕崖、海蝕洞が続いており、昭和38年(1963年)には、国立公園に指定され、特別保護区となっています。


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